ケペスについて-About
ドライフルーツはお好きですか?
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやグラノーラに混ぜ合わせたり、焼き菓子やパンの材料にしたり、ナッツなどと組み合わせてヘルシーなおやつにしたり、お酒のおつまみにも。ミネラルや植物繊維たっぷりの食べものです。
ケペスでは、アフリカやパキスタンで育った果実を太陽光やバイオガスなどの自然エネルギー(※1)で乾燥して、果実の風味がギュッとつまった、噛みごたえのあるドライフルーツを取り扱っています。
英国トロピカルホールフーズブランドのラインナップから5種類(アプリコット、バナナ(2種)、マンゴー、パイナップル)を選びました。袋を開けた途端、フルーティな甘い香りが広がります。甘味料や保存料を含まない(※2)果実だけの甘みや酸味は、噛むほどに豊かに口に広がります。
トロピカルホールフーズのドライフルーツはフェアトレードの仕組みで生産されています。お買い上げいただくことで、トロピカルホールフーズとパートナーシップを組んでいるアフリカやアジアの国の生産者の生活や環境の向上にもつながります。
果実が育つ国、農園で働く人々、ドライフルーツを召し上がる時に思い浮かべていただけたらとても嬉しいです。
※1
ドライフルーツは、複数の自然エネルギーを利用して乾燥しています。
アプリコット、バナナチュウィーチップス、バナナボゴヤ、パイナップルは、天日干しと、ソーラーパネルから生成した熱で乾燥する太陽光エネルギーの利用により乾燥しています。
マンゴーは、以前は太陽光エネルギーを利用していましたが、現在はコンポスト(生ごみを堆肥に生成する容器)から生成されたバイオガスを使ったオーブンにより乾燥しています。
※2 ドライバナナチュウィーチップス、ドライバナナボゴヤ、ドライマンゴー、ドライパイナップルの原料は果実のみで、添加物は一切使用しておりません。ドライアプリコットのみ、植物油(パーム)(0.9%)および酸化防止剤(二酸化硫黄)(0.1%)を使用しています。酸化防止剤については、日本の食品衛生法の乾燥果実(干しぶどう以外)についての基準(1kgあたり2.0g未満)に対し、本製品は1kgあたり1.0gとなり、基準値以内の使用となります。
おかもとれいこ
兵庫県出身。東京都在住。
学生時代、映画や音楽を通じてさまざまな国の文化や価値観などに興味を持つ。
留学中に、買い物で国際協力できるフェアトレードのことを知る。
フェアトレード事業のボランティア活動への参加、その後フェアトレード事業会社への勤務を経て、2015年、個人事業として、ケペス開業。
フェアトレードとは- What is Fairtrade?
1960年代、途上国の生産者に対する貿易の支援活動がヨーロッパで始まり、「フェアトレード」という言葉が生まれたと言われています。
途上国の中には、小さなコミュニティに暮らし、取引や国際市場の知識が乏しいために、農産物や工芸品などを懸命に作り続けているにも関わらず、なかなか貧困から抜け出せない生産者が少なくありません。
先進国の事業者がパートナーシップを組み、通常の国際市場価格よりも高めに設定した価格で継続的に取引を行い、品質向上のため技術支援を根気強く続け、やがて生産者が知識や技術を得て貧困から抜け出し、自立できるようになる。個人の自立がコミュニティの発展にもつながる。就学率の向上やインフラの整備など、良い循環が少しずつ、ゆっくり、着実に広がり続けていく。「フェアトレード」に携わっている人々が目指している仕組みです。
1990年代以降、購買する商品の倫理的背景(児童労働が行われていないか、男女差別はないか、動物虐待・実験はないか、等)、環境保護、社会貢献に関心を持つ消費者が欧米を中心に増えたことで、フェアトレードの市場は大きく成長しました。近年のデータによると、フェアトレードの国際市場規模は約6,700億円になっています。
フェアトレード支援する国際機関は複数あり、世界中のフェアトレード事業のネットワークの中心的役割を果たすだけでなく、フェアトレード事業の指針となる認証制度等の策定など、拡がりをみせる活動がより適切に行われるための仕組みづくりにも貢献しています。
国際フェアトレード認証ラベルとは?
ケペスで取り扱うトロピカルホールフーズ商品は、国際フェアトレード認証を取得しています。
その原料が生産されてから、輸出入、加工、製造工程を経て「国際フェアトレード認証製品」として完成品となるまでの全過程で、国際フェアトレード基準が守られている事を証明するラベルです。
さらに詳しくは、フェアトレードラベルジャパンの公式ウェブサイトをごらんください。
テキスト参考元:
グローバル・ヴィレッジ: http://globalvillage.or.jp/
フェアトレードラベルジャパン: http://www.fairtrade-jp.org/
世界フェアトレード機関(英語): http://www.wfto.com/
FAO(英語):http://www.fao.org/home/en/